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2018年4月8日日曜日

FICO EATALY WORLD フィーコ・イータリー・ワールド ① 

最近、ブログ更新の間隔があいちゃってます。学校や会社等、日本は4月が始まりの月なので、3月と4月はバタバタしちゃいますね。

イタリアの学校では学年の開始は9月半ばです。あと入学式も卒業式もありません。
日本の先生方と生徒さん達は、学科の授業以外にたくさんの活動に取り組んでいるので、最初はびっくりしました。

さて、ちょっと前ですが、2月にボローニャで開催されている食のテーマパーク『FICO EATALY WORLD』(通称 FICO) に行ってきました。*FICO = Fabbrica Italiana Contadina.

http://visitaly.jp/fico-eataly-world-bologna.html

2017年11月15日にオープンしたばかりで、とっても広いです。

FICOではイタリア全土の様々な特産物を扱っております。特筆すべきは、訪問者は様々な特産物の購入や食事を楽しめることに加え、特産物の「製造過程」を見ることができます。
たとえば牛乳ですが、牛が敷地内におり、乳しぼり、牛乳やヨーグルト、モッツァレラ等の生チーズの作り方、GRANA PADANO 等の熟成チーズの作り方を訪問者は見学することができます。


FICO の外観です。

入口。入場料は無料です。


FICO内を移動する足として、レンタルサイクルが無料サービスです。
イタリアの自転車メーカーBianchi 社製です。
http://www.japan.bianchi.com/

特別仕様の三輪タイプのため転倒する心配がなく、買物カゴも装備。

中にはBianchi 社のお店もありました。FICOにはスポーツ関係のお店もあります。健康に食べて健康に運動しよう、ということなんですね!


FICOのお店をひとつひとつ見て回りたかったのですが、ボローニャでの滞在時間も限られていたため、ガイドを申し込みました。ヨーロッパ言語でのガイドはありましたが、日本語ではまだありませんでした。
一人15ユーロで、一グループ20名ほど。ガイドの声が無線できちんと聞こえるよう、参加者にはヘッドフォンが渡されました。

このツア―においては自転車は使用になれません。
ツアーは1時間の予定でしたが、実際はもっとかかりました。皆さん、たくさん質問したので。

右の女性がガイドさん。 若いながらも細かい質問全てに答えてくれ、食の知識がとっても豊富でした。

パスタのメーカー Pastificio Gragnanese Di Martino はレストランも併設。

クオリティの高いパスタで、日本では表参道の紀ノ国屋で買ったことがあります。
また、亀谷食品がネット販売しております。
http://kameyaweb.jp/category-1096/di-martino/

エミリア・ロマーニャ州の特産物である バルサミコ・トラディツィオナーレ (Balsamico Tradizionale) のお店。

バルサミコ酢を熟成する樽も展示されてます。

トリュフ(Tartufo) のお店。

トリュフの説明。


リコリス菓子の専門店 (Liquirizia) 。
日本では馴染みがありませんが、ヨーロッパではとってもポピュラーです。
苦みに最初は戸惑いますが、すぐにはまります。

Liqiurizia の元となる根です。

製法が掲示されてます。


Roboqbo という食品機械メーカーのお店です。http://www.roboqbo.com/en/
自社の機械で製造されたジャムを販売しております。

機械です。ガラス越しに展示されてます。

たくさんの種類のジャムです。


フィレンツェの 有名店、Tripperia Fiorentina。トリッパのお店です。

フィレンツェの名物料理ランプレドット (Lampredotto) 。牛の第4の胃袋を食材として使用します(トリッパは第2の胃を使用)。


ペポーソ (Peposo)。 牛の赤身肉にキャンティ産赤ワイン、ハーブと香辛料を混ぜた具材を挟みます。



また続きます。


2017年9月24日日曜日

アリタリア 新型B777

今年、アリタリア航空に乗って驚いたことがあります。
なんと、座席のモニターがタッチパネル式になってました! 画面も大きくなってます。

こちらが今までのアリタリア。ビデオゲームと同じようなコントローラーで操作するタイプ。

尚、後から別便で到着した夫の便は旧式モニターだったとのこと。
全部新型に入れ替わったわけではなく、今も新型ボーイング777と旧型が交互に運行しているようです。

照明もリラックスできる感じでオシャレになってました(上部収納棚を閉じる前に撮影)。

旧型B777の天井。


ローマまでのながーい飛行時間、新型モニターは見やすくて、とってもありがたかったです。

5月以降、イタリア政府の特別管理により運営しているアリタリア航空。10月16日が支援企業による買収提案の締め切りのようです。

私の故郷はピサ。帰省の際はローマでピサ行きに乗り換えます。アリタリアでも乗り継ぎ便なわけですから、欧州の他の国の航空会社を利用してもトータルの所要時間はたいして変わりません(違うかも・・・)。
だけど私はアリタリアに存続してほしいです。アリタリアの飛行機に搭乗した途端、イタリアにいる気がしてホッとします。海外在住のイタリア人特有の心境かもしれません。
支援企業が現れ、今後こそ再建することを願ってます。せっかくタッチパネルのモニターになったことですしね。

Volare oh, oh...