2017年10月9日月曜日

イタリア展 2017 ④

最後はイタリア展で出会った「チーズ」について。

トスカーナのピエンツァで「無農薬栽培」を手掛ける農場、ポデーレ イル カサーレ (Podere il Casale)。
このイタリア展のため、経営者のご子息が来日にして店頭で販売。

彼らが経営する農場では、子供と大人相手に農産物の作り方教えるコースを開催しているとのこと。同じトスカ―ナなんで、来年の帰省の際には、チーズ作りの教室にぜひもと子供と一緒に参加してみたくなりました。

購入したチーズは、左から2番目のヤギのチーズ、その右隣のカベルネ熟成のペコリーノ、写真一番右のペコリーノの3種類でした。
カベルネ熟成のペコリーノは、まさに赤ワイン味のチーズ。あと、試食したサフラン入りのペコリーノも面白い味でした。


最後に訪れたのは ピアッティ
毎年、今度は駒場のお店に伺うと言いながら、訪問しないまま1年が経ち、このイタリア展でお会いしております。

Frutta di Grappa di Moscato を購入。羊と牛の乳をミックスしたチーズを、ドライフルーツとグラッパに漬けて熟成したもので、私は初めて見ました。

本マグロで有名なファビニャ―ナ島で栽培した塩漬けケッパーも発見。
イタリアでは、粒が小さいケッパーの方が味がよく、また崩れにくいため、高級品として扱われます。

こちらのマスターが注文後に生ハムをスライスし、切り立てを販売。

マスターは笑顔に溢れる、とっても気さくな方で、イタリア語も堪能。
来年のイタリア展までには、ぜひとも駒場のお店に伺おうと思います。

以下、イタリア展で購入したチーズです。
 右下:Frutta di Grappa di Moscato 
 右中:カベルネ熟成のペコリーノ
 左下:ヤギのゴルゴンゾーラ
 左中:ヤギのチーズ
 上 :ペコリーノ

あと左上にあるパンは、私がアルタムーラのセモリナ粉(二度挽き)で作ったパンです。

イタリア展、毎年なにか発見があります。
出店されている皆さん、関東地方の方々のみならず、日本全国、そしてイタリアからもお越しになられてます。
イタリア料理教室で講師を務める私にとって、本物のイタリア食材、またそれらを扱うプロの方々と触れ合うことができるイタリア展は、たくさん学べて啓発してくれる、とっても貴重なイベントです。
はやくも来年のイタリア展が楽しみです。

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